JP travel  ~人生80分の1の寄り道~

現在アメリカから東周りで世界一周しながらボランティアをしている大学生の日常です

未承認国家ナゴルノ=カラバフ潜入!!


こんばんは😊

 

もう今日で12月に入ってしまいましたね、、

ついに今年も残すところ一ヶ月!

 

悔いのないように過ごさなきゃ😢😢

 

そして今年が終わるということは何を意味するか!

それは僕の旅も終わりを迎えるということです、、

 

2月末までは海外います🤐

 

この旅終わったらどーなるんや~

全然想像つかない🙄

 

とまあ、そんな心配はせずに突き進むのみ!!

 

 

現在は25ヶ国目のジョージアに来ておりますが、今回はみんな初めて名前を聞くだろうナゴルノ=カラバフという国について紹介したいと思います。

 

 

前回の記事を読んでいただければわかりますが、僕はアルメニアという国にいました。

 

アルメニアてどんな観光地があるんだろ~🤔て調べてたら出てきたのがこの国ナゴルノ=カラバフ!

 

この国は俗にいう未承認国家というやつで、特定の国からしか国として認めとられてなく、正式な国ではないんです!

 

 

アルメニアアゼルバイジャンは只今喧嘩中です。 

その原因にもなっているのがナゴルノ=カラバフ

 

以前ナゴルノ=カラバフはアゼルバイジャン領として存在してましたが、その国に住む人たちは70%がアルメニア人。

 

なので、アルメニア人はアルメニアに属したいと当時両国ともロシアの植民地だったので、ロシアに抗議。

 

ペレストロイカが始まった時期にようやく認めてもらい、ナゴルノ=カラバフはアルメニア領になります。

 

しかしそれに怒ったアゼルバイジャンは奪い返す👎

 

そこからアルメニアがまた怒りナゴルノ=カラバフ戦争へと発展。

 

 

結果アルメニアが勝利しナゴルノ=カラバフは1991年に未承認国家として独立。

 

しかしアルメニア人多いのにアルメニアでさえナゴルノ=カラバフ国家として認めてないのは少し謎😯

 

よくわからないけど、アルメニアはナゴルノ=カラバフをアルメニアという国にしたかったのかな??

 

けど、ナゴルノ=カラバフが独立したから、国として認めていないのかは僕にもわかりません。笑

 

しかし未だにアゼルバイジャンはこの事に怒っており、今は停戦状態ですが、いつ軍事衝突が起こるかわからないということで、、、

 

外務省の渡航危険レベルは3(渡航禁止)となっています。

 

でもまあ危ないのはアゼルバイジャン国境付近だけなので、普通に首都やその他地域も安全です😉

 

そんなナゴルノ=カラバフに今回潜入してきました!

 

まずは未承認国家のくせにVISAがいるとのことで、ビザを発行。

これは余裕✌️

しかし僕はパスポートにビザを貼ったので、アゼルバイジャンには入国することができなくなりました😢

 

こーゆうどこ行ったからここの国は入れないみたいなの悲しいですよね、、、

 

 

ゴリスという街から首都のステパナケルトへ移動!

 

山の中腹らへんにあるため山道をひたすら走り到着。

 

首都はインフラ整備はまだまだですが、新しい建物も増えていて、復興している様子が見られました。

 

ここもアルメニア同様で人はとてもいい人たちばかりです!

 

僕はこのままシュシーという隣の小さな町へ移動。

 

 

ここには戦争で壊された家や弾丸が残った壁などがそのまま残されているとのことで、その様子を見に行きました。

 

 


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こんな感じです。

 

僕は戦争を経験したことないから映像や画像でしか様子を見たことがありませんが、実際にこうやって見てみると戦争の恐ろしさがよくわかります。

 

 

そしてこの町は全てが復興し終えているわけではないので、所々こーいった建物にも人が住んでいます。

 

この時期はアルメニアもそうですが、オフシーズンで誰もいなく僕一人で町を歩いていました。

 

この廃墟の地域を一人で歩いていると、本当にこの時代にタイムスリップしたように感じられ、とても恐ろしかったです。

 


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それでもこんな風に気さくに話しかけてくれる子供もいたりして、はやく町が元通りになればいいなと心から祈っています。

 

 

ただ1つ残念なことがありました。

 

僕が町を歩いていると二人組の子供が僕に向かってmoney といってきました。

 

僕はすごくあげるかどうか悩んだけど、ここであげたらこの子たちはまた他の観光客に言って貰える味をしめればこの子たちのためにならないと思いあげませんでした。

 

Noといって去ろうとすると後ろから多分悪口を言いながら石を投げてきました。

 

何が残念だったかというと、観光地化されている発展途上国などでは外人慣れしていてこーいった子供たちがいたりします。

 

しかしここはまだ全然観光地化されていないし、おそらくこの子たちは親からmoneyという単語だけ教えてもらったことがだいたい推測できました。

 

またここに来てから僕にお金目当てで近づいてくる人が誰一人いなかったことやここの人良さを僕は知っているので、それを思うと本当に残念というか悲しかったです。

 

 

みんな子供たちはキラキラした目をして、照れ臭そうに話しかけてきたり、俺にちょっかい出してきたり。

 

 

そんな純粋な心を汚さないで欲しいなと。😢

 

実際に子供から石を投げられたりするのが初めてということもあったのか余計ショックでした。

 

しかしいい経験にはなりました。

 

そしてこれ以上この国で血が流れるようなことがないことを本当に願っています。

 


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ナゴルノ=カラバフと言えばというシンボル我らの山。笑

 

これが平和の象徴となってください🙂